水引館

結納館について 皆様にぜひ知って頂きたいこと!

伝統の技があるからこそ作ることができる和モダンの結納飾りを京都からお届け。 結納飾りはもちろん、結納金を入れる袋なども心を込めて、一つ一つ手作りしています。さらに、目録は墨をすって、毛筆で手書きしております。

結納飾りは この道60年の 伊予水宝(いよすいほう) がデザインしたオリジナルです。

飾りは100色もある京水引を使って作ります。


当店だけの100色もある京水引を使い、真心を込めて飾りを作っています。

京水引とは、手作りの水引(手こぎ水引)に、さらに一番細い糸を巻いた
最高級の水引です。

 

 

こちらの機械で、下部の銀の水引を機械に入れ、右上にあるピンクの糸を巻きつけます。
出来あがったのが、最下部にあるピンクの京水引です。一度に10数本しか作れません。

 

当店が京水引にこだわる理由

一般に市販されている水引は、機械で作った水引で、
とても硬いか柔らかすぎるかのどちらかです。

硬い水引は結んでも、じわっと戻ってきて、思っている大きさにならず、
柔らかすぎるものも、思っているような形にうまくできません。

京水引を使って結ぶと5分でできる結びでも、私たち熟練しているものでさえ、
10分以上もかかっても思うような形にならなくて、きれいに結べません。

京水引は結びやすいしなやかさがありながら、適度の硬さがありますので、
柔らかみのある曲線と、まるで針金が入っているかのような
直線の対比の美しさを表現できます。

水引は紙でできていて、針金などは入っていません。

>>>詳しくはこちらの手こぎ水引

色が豊富で100色以上もあるから、微妙な色彩にも対応でき、
パステルカラーを用いて、女性ならではの繊細な結納飾りをつくることができます。
京水引は当店オリジナルです。

 

 

 

 

 

特に鶴については、他のお店と比べてみてください。 上品さが違います。

 

道具はたったこれだけ


やっとこや、和紙を裁断するための包丁など、使い込まれた数々の道具。
道具はたったこれだけ。
結納飾りは指先と感だけをたよりに、京水引を結んで作り上げていきます。

はさみ、針金をくくるためのやっとこ

 

昔ながらのものさし  と  紙を切る包丁

 

水引をくるくる巻く ちり針

 

紙折りは紙切りから


紙を切って、1枚1枚、手で折って祝儀袋や熨斗、扇子包みを京都で作っています。

手漉き和紙を使って、手作業で折ると、 「ふんわり」 した仕上がりなって、
とっても上品!

 

 

中包みの紙も手漉き和紙ですので、真っ白ではなく、生成り色です。

 

最高級の和紙


デパートやコンビニなど、一般で売られている檀紙は、
機械漉きの檀紙がほとんどですので、手漉きならではの質感がありません。

機械漉きは普段使っている紙と同じでツルっとしていて、趣がありません。

祝儀袋などの赤い紙は、安っぽい明るい赤とは違い、深みのある赤色です。
桃色の和紙は、珍しい桃色の手漉き奉書です。

>>>手漉き和紙

 

 

手漉き和紙ですので、毛羽立ち感がございます。

 

熨斗(のし)


熨斗にもこだわっています。
本熨斗を使い、一つ一つ切って結んでいます。

一般に市販されている熨斗はビニールなどが入っているため、
ビニールの感じがぬぐえません。

 

 

筆耕


心を込めて、毛筆でお書きしています。
「墨」を使用致します。墨汁は使用しておりません。

昔ながらの手漉き和紙と墨を使っていますので、
機械漉きの紙に書くような真っ黒な均一な黒さの文字は書けません。

手漉き和紙は墨を吸うため、どうしても、にじみ、かすれが生じます。
特に檀紙(だんし)にはしわがありますので、かすれが生じやすくなります。

たとえば、「一」を書く場合、まず筆を紙に下ろしたところでにじみが生じ、
右に勢いよく引くと、ここでかすれが生じ、
最後にぐっと力を入れて止めますので、ここでもにじみが生じます。

手漉き和紙に均一の真っ黒の文字を書く事は、字を書くと言うよりも、
塗ると言う感じになります。

 

印刷の文字のように、均一の真っ黒な文字をご希望の場合は
手漉き和紙には書けませんのでご了承下さい。